青汁の効果と効能(栄養成分)

野菜ジュースの効果について!果物や野菜の半分は代わりになる!野菜ジュースで栄養摂取するうえでの注意点

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野菜ジュースを飲むことで、野菜を補えたと思ってしまう方は多いでしょう。

飲むだけで野菜がとれるのならば手軽で重宝しますが、野菜ジュースには実際どのような効果があるのでしょうか。

また、飲む上での注意点も気になるところです。

今回は、野菜ジュースの効果と飲む上での注意点について解説していましょう。

野菜ジュースを飲んでいれば野菜を食べなくても良い?

近年、野菜を手軽に摂取できる旨を表示した商品を多く見かけるようになりました。

そこで野菜系ジュースを中心に、同様の効果をうたっている粉末タイプと錠剤タイプの野菜加工食品を加えた商品テストが行われたのです。

このテストでは、以下のような調査がされました。

  • 野菜ジュースでは、ビタミンやミネラル類など緑黄色野菜を摂取した時に期待できる成分が実際にどのくらい摂れているのか
  • 摂れるとうたっている緑黄色野菜の量を実際に満たしているのか
  • 野菜ジュースは、野菜の代わりとなるのか

その結果、1日に食事で摂る緑黄色野菜から期待できるビタミンAの量よりも野菜ジュース1パッケージのビタミンAの効力の方が優れていました

しかし食物繊維は少なく、不溶性食物繊維にいたっては全く摂取できないという銘柄もありました

野菜ジュースは「緑黄色野菜」と栄養成分のバランスが異なります。

ですから食事で生野菜を中心に摂取するようにして、野菜系ジュースは食生活の補助的な役割として取り入れるのがいいでしょう。

このように野菜ジュースでは、摂取しにくい栄養成分があるのですが、パッケージなどの表示では、野菜の成分を丸ごと摂れるかのようなイメージを持たせる製品もあります。

野菜ジュースを飲んでいれば、野菜不足を補うことができるわけではありません

野菜ジュースメーカーの意見

この野菜ジュース等の商品テストの結果を受けて、野菜ジュースーメーカーの「カゴメ」と「サンスター」は以下のような意見を出しています。

カゴメ

厚生省の「健康日本21」や文部省、厚生省、農林水産省3省合同の「食生活指針」においては、日本人の1日の野菜の摂取量を350g以上、緑黄色野菜を 120g以上を目標値に設定されております。しかし、現状(平成10年国民栄養調査)では、野菜の摂取量は約260g、緑黄色野菜では約88gであり、野菜総量として約90g、緑黄色野菜として約32gと大きく不足し、生活習慣病の多発が憂慮されております。

しかし、現在の忙しいライフスタイルでは、野菜の摂取量を増やすことは至難なことであり、さまざまな野菜摂取の機会を作り、増やしていかなければなりません。

そこで弊社では、野菜不足を補う方法の1つとして野菜系飲料を位置づけ、使命感をもって活動してまいりました。

野菜の摂取方法には、生、焼く、ゆでる、いためる、煮るなどのいろいろな方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。例えば、生野菜の場合、吸収性が悪いことがあげられます。同様に野菜系飲料の摂取に対しては、そしゃくをしない、食物繊維の摂取量が少ないというデメリットもありますが、メリットとして大きく3つあります。

1つ目が、かさが減少し、量がとりやすいということ、2つ目は、加熱と破砕により、栄養成分の吸収率が生野菜と比べて、約2倍向上するということ、3つ目は、原料の野菜には、生活習慣病の予防効果が報告されていますカロチノイドが豊富に含まれる品種を開発し、契約栽培しております。また、それらの野菜の旬の時期に収穫し、野菜の特性に合った加工を行っております。また、野菜摂取の重要性を消費者にご理解いただくために、生活習慣病をはじめとする野菜、特にカロチノイドを中心とした緑黄色野菜の効用を研究し、公表しております。

バランスのよい食生活のために、飲料などの加工品も上手に利用いただき、皆様が健康な食生活をおくっていただけることを願っております。

なお、貴センターの表示に関するご指摘を真摯に受け止め、表示の見直しを進めてまいります。

カゴメ(株)広報部 部長 村松 才兵衛

「カゴメ」は、忙しいライフスタイルの中でも、野菜摂取の機会を作るために、野菜ジュース作りに使命感を持って取り組まれているようです。

加熱と破砕をすることによって、栄養成分の吸収率が上がるので、生野菜を食べるだけでは摂れない栄養が野菜ジュースには含まれていることを伝えております。

生活習慣病予防に効果のある品種を栽培したり、旬の時期の収穫、野菜の特性にあった加工方法を取るなど工夫が見られます。

サンスター

近年、健康志向が高まり野菜飲料市場が成長する中で野菜飲料に対する消費者の意識調査および嗜好性を含めた品質確認評価を行うことは非常にタイムリーなことと考えております。つきましてはテスト結果に関する当社の意見を述べさせていただきます。

当社の緑黄野菜ジュースの商品は、できるだけ多くの野菜センイ質を配合すべく設計しております。記事にもありますように、野菜を搾汁しますと多くの栄養素は搾りかすに残ってしまい、搾汁液(ジュース)部分には特にカロチンなどの栄養素が少なくなってしまいます。そこで緑黄野菜のカロチンを十分にとれるよう、野菜をすりつぶしたピューレの状態でセンイ質もそのまま配合しております。そのため、モニター評価結果にもありますように濃厚感があり、野菜風味が強いという評価になったと考えております。また、モニター評価では飲みにくいという評価をいただいておりますが、これはセンイ質が多いという当社の商品設計に由来するものと考えております。

消費者の嗜好性はひとりひとり異なり、特にニンジンの味は好き嫌いがあるため、乳酸発酵法によりさわやかな酸味のある風味に仕上げることにより嗜好性を高めており、発売以来多くの方に広くご飲用いただいております。

当社としては消費者の声を的確に把握し、正しい情報提供をもとにすぐれた品質の商品開発を行う所存です。今回のアンケート調査や評価結果は今後の商品開発の参考とさせていただきます。

サンスター(株) ヘルス&ビューティー事業本部 ブランドマネージメントグループ 部長 吉岡 弘員

「サンスター」では、食物繊維が少ないというテスト結果に対しては、できるだけ多くの野菜繊維質を配合できるように、野菜をすりつぶしたピューレの状態で配合していると答えています。

ニンジンが苦手な方でも飲めるよう、乳酸発酵法によってさわやかな酸味のある風味に仕上げるなど工夫もされているようです。

このようにメーカーも、野菜不足が補えるよう、様々な取り組みをしているようですので、食生活の補助的な役割として、野菜ジュースを飲む意味はあるでしょう。

<参照:野菜系飲料等の商品テスト結果 -手軽に野菜が摂れるとうたったものを中心に-独立行政法人国民生活センター

野菜ジュースの摂取に関する注意点

野菜ジュースは飲みやすくするために、果汁を入れたタイプのものが多くあります。

しかし糖分が多くなるので、エネルギーの過剰摂取にならないよう注意が必要です。

また製品によっては、塩分が含まれているものもあるので、利用する際に製品の栄養成分表示を確認しましょう

糖尿病や、高血圧症の方が野菜ジュースを毎日の食事に取り入れたい場合は、念の為に管理栄養士や担当のお医者さんなどにご相談してください。

野菜を食べることも必要

野菜を食べるということは、栄養摂取の他にも次のような利点があります。

  • 旬によって季節を感じられる
  • 見た目の色彩や量によって満足感を得れる
  • 根菜などの硬い野菜を噛んで食べることで咀嚼機能を発達させる

上手に野菜を食事に使うことで、見た目もお腹も満足のいく食事を心がけましょう。

野菜ジュースだけを摂取して安心せずに、野菜や果物もしっかりと食べてください。

<参照:保健指導(食事・運動)に関するQ&A集 ―食事の適量― 国立健康・栄養研究所

野菜ジュースのSVの捉え方

健康な体つくりを目的に農林水産省と厚生労働省が定めた「食事バランスガイド」というものがあります。

「食事バランスガイド」には、1日に「何を」「どれだけ」食べたらいいのかを考える時の参考になるよう、食事の望ましい組み合わせや、おおよその量がイラストでわかりやすく書かれています。

お料理の栄養素は、サービング数というSVで表示されるのですがこの際に野菜ジュースや100%果汁ジュースは「野菜」と「果物」として数えることができるのです。

飲んだ重量の半分量を「野菜」「果物」として扱うことができます。

しかし野菜ジュースや100%果汁ジュースは、あくまでも補助的なものとして考える必要があるため、野菜や果物そのものの摂取量が減らないようにしましょう

<参照:フードビジネス現場での活用 農林水産省

まとめ

  • 1日に食事で摂る緑黄色野菜から期待できるビタミンAの量よりも、野菜ジュース1パッケージのビタミンAの効力の方が優っていた
  • 野菜ジュースに含まれている食物繊維は少なく、不溶性食物繊維にいたっては、全く摂取できないという銘柄もあった
  • 生野菜を中心に摂取するようにして、野菜系ジュースは、食生活の補助的な役割として取り入れるのが良い
  • 野菜ジュースを飲んでいれば、野菜不足を補うことができるわけではない
  • 食生活の補助的な役割として、野菜ジュースを飲む意味はある
  • 野菜ジュースの商品によっては、糖分が多くなるので、エネルギーの過剰摂取にならないよう注意
  • 利用する際に製品の栄養成分表示を確認しましょう

野菜ジュースを飲めば、野菜を食べなくても良いわけではありません。

バランスの良い食事を心がけた上で、取り逃がしてしまった野菜分を補うために野菜ジュースを摂るのが望ましいです。

野菜ジュースの銘柄によっては、「1日分の野菜が摂れる」と言ったように、うたわれているものがありますが、キャッチフレーズを鵜呑みにせず、栄養成分表示などを確認してから利用すると良いでしょう。

その際には、糖分や塩分量もチェックしてください。

健康のために飲むのにエネルギーの過剰摂取になってしまっては元も子もありませんので、注意が必要です。

野菜ジュースメーカーも様々な工夫をしているので、自分にあった信頼のできるメーカーの製品を選びましょう。

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